結納(オーソドックス)
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結納は両家が親族になることを確認し、祝うための儀式です。地域によって形式や方法が異なり、主に関東と関西式に分けられます。 |
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地域によっては6割以上のカップルが行うところも |
結納は両家が結婚を祝って飲食を共にする時の「ゆいのもの」からきていて両家を結びつけるという意味を持っていました。そのため、結納品には今もするめやかつお節などの食べ物が含まれていて、これらの結納品にはすべてのおめでたい意味の当て字がつけられています。古くは両家でそれぞれ使者を立てて往復し、結納品を取り交わしましたが、その後仲人が両家を往復する形が正式になったようです.
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結納のしきたりは地域によって違う |
結納には、地域によって方法や内容が異なります。ここでは、主に関東式、関西式に分けて述べます。 |
関東式 : |
男女双方で結納品を交換します。男性の送った結納金の返礼として、女性は結納返しを送ります。結納返しは、結納金の半額を返礼する「半返し」が一般的のようです。 |
関西式 : |
男性側からのみ結納品と結納金を送り、女性は受書を渡します。結納返しの習慣はありません。一部の地域では、結納金の一部をかえすこともあります。 |